ドアボードに関する作業もさまざまです。
【レストア系】→経年劣化や雨などでボロボロになってしまったドアボードを新規に作製したり、部分的に修理したりします。
このページではドアボードのレストア系施工例の一部をお見せします。


ドアボードを新規作製します。旧車の内装レストアでは一般的な作業です。
ここでは、VOLVO1800ES(1979年式)を例にします。


な 運転席、助手席ともかなり劣化しています。ドアボードのふちをタッピングビスで押さえてありますが、元々はこのような留め方ではないと思います。


車体とドアボードのサイズがなぜか全然合っていません。隙間が気になるので、新たに型を取り直します。(左) それから、ドアの上部部品に亀裂もありますので、ついでにリペアします。(右)


はずしてみればこのとおり、かなりの劣化です。
車両本体から型を取って、専用素材を使って下地のボードを作ります。


樹脂パーツの損傷した部分には専用パテを入れて、サンディングして肌を整えます。


レザーを張って本体は完成です。あとは、ポケットを作ります。ボディーに取り付けるための金属製スナップも新品に交換します。


ポケットも長年の湿気でブヨブヨになってます。新しく作ったのがこちらの写真です。


ポケットを付けて、あとは車体に取り付けるだけになりました。
レギュレターハンドルやスピーカーを取り付けて完成です。


ポケットを付けて、あとは車体に取り付けるだけになりました。
レギュレターハンドルやスピーカーを取り付けて完成です。